accessの沼に転げ落ちた話 第2章 ~動乱~
ご覧頂きありがとうございます。
こちらは先日上げたものの続きになります。
第1章はこちらから↓
https://otakuchannohitorigoto.hatenablog.com/entry/2020/12/08/225556
あまりに衝撃的すぎる出会いをしたその日の夜、布団に潜りながらaccessについて色々と調べ始めた。
とりあえず2人のプロフィールから調べましょ、とYahooで検索。
ボーカルの方は貴水博之さん…
ショルキー持ってた人は浅倉大介さん…
…ん?ああ!ボーカルの人顔見た事あると思ったらUTAGE!でちょっと見た事あった!あ!仮面ライダー!!前にTwitterで話題になってた!顔が好き!!!!かっこいいね!!!
ショルキー持ってた人!風間くんとディズニーの話してた!あんまり喋ってたイメージなかったけどあんなぽわぽわした人だっだんだぁー!(金髪とかゴツゴツした指輪とかで勝手に怖い人だと思っていたごめんなさい。)
ほほー、なんて画面を指でスクロールしていた私に、またさらなる衝撃が訪れた。
それは……
お二人の年齢である。
勝手にパッと見で親と同世代くらい?ちょっと下くらいかな?なんてぼんやりと思っていた。ところがどっこい。画面に表示されたプロフィールは
貴水博之 1969年6月3日 (51歳)
浅倉大介 1967年11月4日 (52歳)※8月時点での出来事なのでまだお誕生日前です
まっっっっっっっっって???嘘でしょ????これ間違ってない?????見えないよ??え?親より年上?いやいやまさかまさか………
はい。これです。(え?)
半分寝てた頭が完全に覚めた。
何を隠そう、私ですね、実年齢より若く見える方に惹かれがちな性質でして………ギャップ萌えの一つなのかな……………わからない。
これを知ってしまった途端、あ、これはやっぱり私とんでもないものに出会ってしまったと思った。そこから更に睡眠時間を削り、某まとめサイトでaccessについての記事を読んだ。(サ終してしまってとても悲しい)
色々読んでみると"三部作"と呼ばれるものがあるということ、人気絶頂の最中、突然の沈黙宣言。7年の時を経て再び復活し今に至るということも知った。出てくる2人のエピソードが沼すぎる。恐ろしい。どんどんaccessへの興味が募っていく。もっとaccessを知りたい、楽曲に触れたい、聴きたい。
しかし、僅かに残された冷静な私がこう言った。
待て。これ以上突っ込むのはヤバい。
ただでさえ、他のジャンルにも推しがいる状況でお前はまた更に沼を増やすのか???いいか、この曲にハマっただけ、テレビでよく聴く流行りのJ-POPにハマってひたすら聴いたりするだろ?今回もそれだって。そのうち飽きるって。今ならまだ戻れる。見なかったことにしよう。などと語りかけてきた。
確かに一理ある。とまた半分寝ぼけ始めた私は納得しこの日は眠りについた。
ここからaccessに魅せられた私とそれを認めない私との今思い返すとなんとも無意味な攻防戦の幕開けである。
それからというものMOONSHINE DANCEを聴いていないと落ち着かないという、一種の中毒状態に陥っていた。困ったものだ。
そしてその間何度も「そろそろ他の曲も聴こうぜ!気になってんだろ?」とaccessに魅せられた私が囁いてくる。すると負けじと冷静な私が「待て!落ち着け!早まるな!」と叫ぶ。
そんな攻防戦を繰り広げて一週間が経った頃、
accessに魅せられた私がまた顔を出した。
「もうかれこれ一週間、毎日飽きもせず聴き続けてんだろ?いい加減強がらないでその気持ち解放しよう」と囁く。ここで私は覚悟を決めた。そうだ、もう自分の気持ちを隠すのはやめよう、素直に解放しよう!そう思った。するとすかさず冷静な私が「落ち着け!早まるな!」と止めに入る。
しかし、私はこれを振り切り意を決して、AXS SINGLE TRACKSの一曲目をタップし、音の海に飛び込んだ。
こ、これがデビュー曲!?とまたもや衝撃を受けたVIRGIN EMOTION、ありえんほど高いサビのキーがラスサビでさらに転調して上がる鬼畜っぷりに震えたJEWELRY ANGEL、真夏の甘酸っぱい恋の情景が浮かぶNAKED DESIRE、しっとりした曲にまた新たな魅力を知ってしまったTRY AGAIN、キラキラとしてまるでアイドル曲の様な夢を見たいから、好きだからこそ伝えない気持ちを歌う声に切なく苦しくなったMISTY HEARTBREAK、ホントの気持ちを伝えて関係が壊れてしまうことが怖い気持ちに胸が締め付けられたSWEET SILENCE、恋に落ちて振り回される気持ちにキュンキュンしたDRASTIC MERMAID、表に出せない、けど止められない気持ちがひしひしと伝わるSCANDALOUS BLUE、切ないけれどどこか希望を感じたTEAR'S LIBERATION
どれもこれも私のツボを的確に突いてきた。
この令和の時代に聴いてもなんの違和感もなく、むしろ新しくさえ感じた。
そして三部作。度肝を抜かれた。今の時代ほどああいった世界は受け入れられていなかったであろう平成初期にやってのけた二人はマジで何者????先見の明が凄すぎないか????
しかもこれ全部たった3年で………?
その間アルバムも3枚出してんの????
何それ………信じられない………
アルバムも聴きたい、最新の音にも触れたい。accessをもっと知りたい。聴きたい。もうこの気持ちは止められない…!!
負けだ………私の負けだよaccess……
ここで僅かに残された冷静な私が降伏し、ピコーンとiTunesで25周年のベストアルバムを購入した決済音が鳴ったと同時に約一週間に亘った攻防戦が終わりを告げたのだった。
(*´∨`*)(^-^)ようこそ!accessの沼(星)へ!
~第2章 完~